スマホの動画、全部まとめてどうすればいいですか
カメラロールには短いクリップが数百本、先週帰ってきたばかりの旅行の分だけでもさらに80本ほどたまっていて、二度見返したのはそのうち3本くらい。整理もされていなければ削除もされておらず、どれも「終わっていない」感じのまま残っている。
最終的に何が欲しいかによります。スマホから出したいだけなら、iCloudかクラウドのフォルダにバックアップして、それで終わりです。ほかには何も要りません。その場にいた人に見てほしいなら、共有アルバムやクラウドのフォルダ、AirDropで届けられます。腰を据えて見たくなる1本が欲しいなら、そこへ行く方法は5つあり、下で比べています。そのうち編集アプリで一晩を使うよう求めるのは、1つだけです。
その山に必要なのは整理ではありません。最後にどうするか、その決断です。
とにかくスマホから追い出したいだけなら
それなら、ここで終わりです。iCloud写真かGoogleフォトのバックアップをオンにするか、クラウドフォルダに動画を入れておけば、たとえ明日スマホをなくしてもカメラロールは無事です。変換も必要なく、作るべきフィルムもありません。この先の内容は、別の目的のためのものです。
その場にいた人たちに見せたいなら
共有アルバムは、グループに元のファイルをそのまま渡す最も簡単な方法ですが、最後はスクロールして眺めるだけのグリッドになり、誰かが座って見るものにはなりません。Google DriveやDropboxのようなクラウドフォルダなら、iPhoneとAndroidが混ざっていても同じことができますが、誰かがそれを確認するのを覚えていないといけません。全員がまだ同じ場所にいるなら、どちらよりもAirDropのほうが速いです。個人間で動画を共有するページで扱っている限定公開のリンクは、特定の誰かに向けた完成済みの動画が1本あるときの選択肢で、不特定多数に向けたものではありません。
座って見返せる1本が欲しいなら
「何かに仕上げたい」というのは、たいてい2つの別の願いのどちらかです。1つは編集アプリで一晩つぶしたくないという願いで、これはソフトの問題なので、下に本物の答えがあります。もう1つは作り込まれたものではなく、あの瞬間そのものに近い形にしたいという願いで、こちらは時間の話ではありません。結果を目にする前に、どれだけのことを自分の代わりに決められてしまうか、という話です。
| 方法 | かかる時間 | 何を残すか決めるのは誰か | 仕上がりの印象 |
|---|---|---|---|
| 1. iMovieかCapCut | 一晩、実際の編集スキルが必要 | すべて自分 | 作った通りのもの |
| 2. 「写真」のメモリー | 最初はゼロ、調整は数分 | まず「写真」が選び、そこから自分で追加・削除・並べ替え | 自分のライブラリを磨き上げた仕上がり |
| 3. AIハイライトアプリ | 数分 | アプリが考える、自分のベストシーン | 自分の人生の広告のように感じることも多い |
| 4. 編集者に依頼 | 数日、しかも映像を集めるのは自分の仕事 | 自分と編集者の共同作業 | 合意した通りのもの |
| 5. 共有のテープを現像 | クラウド処理で数分 | 自分。ただしスワイプで削除とトリミングだけ | 順番どおりの、それ以外は手つかずの自分の映像 |
1. iMovieかCapCut
どちらも無料で、どちらも本当によくできていますが、使ったことがなければ相応の慣れが必要です。1人分の映像で、クリップが数本、音楽を少し添える程度なら、これが正解のツールで、一晩あれば終わります。「時間がない」という問題そのものを解決するというより、その時間をできるかぎり苦にならないものにしてくれる、という感じです。
また、そもそも他人のスマホから映像を集めるところは解決してくれません。そこで詰まっているなら、複数のスマホの動画をひとつにまとめる方法をご覧ください。
2. 「写真」のメモリー
無料で即座に、といういちばん近い存在です。iOSが自分のライブラリからバックグラウンドで自動的に作ってくれて、手間はまったくかからず、仕上がりもしばしば素敵です。しかも、以前のような手を入れられない箱ではなくなりました。写真やクリップの追加・削除、並べ替え、長さの変更、音楽や見た目の入れ替えができ、できあがったメモリーのムービーは、ほかの動画と同じように普通の共有シートから送れます。
ただし、集めることはしてくれません。メモリーは、すでに「写真」ライブラリにある映像から組み立てられるもので、友だちの別々のスマホから映像を集めてくれるわけではありません。また、どの瞬間が大事かはアルゴリズムの判断から始まるので、何気ない時間はたいてい抜け落ち、それを戻すのは自分で覚えておいてやる作業になります。1人分の映像なら、これは本当にいい答えです。ただ、4人で撮った週末の記録には、いちばん大変な部分を助けてくれるツールではありません。
3. AIハイライトアプリ
これは速く、しかも本当に速いことが多く、自動編集アプリがいちばんいい瞬間を選び、音楽をつけて、数分で仕上げを返してくれます。ただし、そのソフトが考える「ハイライト」が何かには注意が必要です。いちばん見栄えがして、いちばん出来事の多い数秒を見つけて残りを切り捨てるように作られていて、それはまさに広告や予告編の発想です。仕上がりは洗練されていても、何かを売り込んでいるように感じられることがあります。実際、ある意味そのとおりです。正直さより見栄えを優先するように最適化されているからです。
4. 編集者に依頼
結婚式や人生の節目には、あっさり除外するにはもったいない、れっきとした答えです。それを仕事にしている人なら、上のどれよりも仕上がりのいいものを作ってくれます。ただし、それが作業をなくすのではなく移すだけだということには注意してください。全員の映像を集めて渡すのは結局自分の仕事のままで、そのうえ相手の作業時間の分も支払うことになります。
5. 共有のテープを現像
ほかの4つはどれも、映像がまず1台のスマホに集められ、そのあとで自分か、アルゴリズムか、プロの手で形づくられることを前提にしています。VideoBroはその前提自体を飛ばします。組み立ては撮影しているあいだに自動で進み、残る編集はわざとほとんどありません。クリップをスワイプで削除、長押しでトリミングするだけです。あなたの代わりに映像を選別したり、順位づけしたり、採点したりするものは何もありません。ほかに誰もテープにいる必要もありません。すでに自分で撮った映像をクリップを追加で取り込むだけで、ひとりのときもまったく同じように使えます。いちばん素直な意味での振り返り、その日や旅を、あとから1本の動画にしたものと考えてください。誰かに編集されたハイライト映像ではありません。
もうひとつの形、ビデオ日記アプリ
動画日記アプリは、また違った形の道具です。ひとりの人が、何か月、何年もかけて自分の映像から人生の記録映画を意図的に組み立てていく、単発のプロジェクトではなく日々あるいは週ごとの習慣です。誰かに送る完成品よりも、個人的でずっと続く習慣のほうが欲しいなら、こちらのほうが合っています。
帰ってきたばかりの旅行の場合
5日間の旅行から80本のクリップが、何週間分ものカメラロールの中に散らばっているとします。それをテープでさばく手順です。
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テープを作って旅行の名前をつける
新しいテープをタップして名前をつければ、あとはクリップを入れるだけです。
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+をタップして旅行のクリップを選ぶ
クリップを追加には、カメラロールにある横向き動画が日付を問わずすべて表示されるので、ほかの映像の中から旅行の80本だけを選べます。縦向きのクリップは印がついて表示されますが、追加はできません。
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1週間が勝手に組み上がる
どのクリップも実際に撮影された瞬間に配置されるので、何も自分でドラッグしなくても、旅行が起きた日ごとの順番でそのまま再現されます。
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ポケットの中の映像をトリミングする
クリップを長押しすれば、うっかり写ってしまった最初の4秒をトリミングでき、そもそも残す必要のないクリップはスワイプで削除できます。
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現像して、リンクを送る
現像をタップすれば1本のフィルムになって戻ってきます。リンクを共有すれば、アプリもアカウントもなしで、誰でもブラウザで見られます。
友だちも旅行に参加していたなら、その人がテープに参加して自分の+でクリップを追加するか、先にAirDropで映像を送ってもらって、自分のスマホから追加します。テープはグループでなくても十分に価値があります。ひとりで自分の山を片づける場合も、最初から最後までまったく同じように使えます。
テープに入るのは横向きの動画だけで、撮影にはiPhoneが必要、テープが持てるのは最大2時間分の映像までです。もうひとつの上限は容量です。無料プランは2 GB、およそ1時間分の映像で、これは自分が作ったすべてのテープを合わせた分です。次の分を足す前に、ひと区切りずつ現像しましょう。現像したテープは、フィルムの分だけが容量に数えられます。音楽もテロップもなく、あるのはトリミングと削除だけです。80本の短いクリップなら何の問題もありませんが、2時間のドキュメンタリーには向きません。
テープが、大きな瞬間と瞬間のあいだを残すのも、同じ理由です。「いいところ」に刈り込まれたものは何もないので、車まで歩く時間も退屈な10分も、絵はがきのような1カットだけでなく、そのまま残ります。フィルムに入るのは、アルゴリズムが高く採点したものではなく、自分が残すと決めたものです。現像が、トリミングしたクリップに実際に何をするのかをご覧ください。
自分はどのタイプか
- とにかくファイルを安全に残したいだけ。iCloudかGoogleフォトのバックアップ、あるいはクラウドフォルダ。それで完了です。
- グループにファイルを渡したい。全員がiPhoneなら共有アルバム、機種が混ざっているならクラウドフォルダ、みんな同じ場所にいるならAirDrop。
- 自分のライブラリからさっと作りたいなら。「写真」のメモリーです。まずアプリが選び、それから自分で調整します。
- カットや音楽、テロップが欲しい。iMovieやCapCutのような動画編集アプリと、それを作る時間。
- 個人的でずっと続く習慣が欲しい。自分の映像を積み重ねていく動画日記アプリ。
- 自分で編集せずに1本のフィルムが欲しい。テープ。すでにある映像を足し、次を撮り、トリミングと削除をして、現像する。
- 仲間と一緒に1本のフィルムが欲しい。同じテープをみんなで共有する。自分を含めて最大8人まで、それぞれが自分のクリップを追加します。
スマホにたまった動画についての質問
まず何かを削除しないといけませんか
いいえ。このガイドは、今すでにある動画をどうするかについてで、空き容量を作る話ではありません。バックアップする、共有する、テープに追加する、それをまず済ませてから、実際にもう一度見返したうえで、何をいつ削除するかは自分のペースで決めてください。
編集に何時間もかけずに、動画の思い出を作るには
正直な選択肢は5つあります。iMovieやCapCutは無料で本当によくできていますが、一晩はかかると思ってください。「写真」のメモリーは無料で自動的に作られ、クリップの追加や削除、並べ替え、長さや音楽の変更もでき、できあがったムービーは共有シートからそのまま共有できますが、あくまで「写真」ライブラリにすでにある映像から作られるもので、友だちの別々のスマホから集めてくれるわけではありません。AIハイライトアプリは速い一方、いちばんいい瞬間をアプリ側が選ぶので、結果は広告のように感じられることがよくあります。編集者に頼めば仕上がりは一番良くなりますが、集める作業は結局自分の仕事のままです。あるいは、映像を組み立てる作業が自動で行われ、編集はわざとほとんど残っていないツールを使う手もあります。それがVideoBroの役割です。
スマホにすでにある動画から、思い出の1本を作るには
今すぐテープを1本作ってください。旅行1回分の量でもかまいません。クリップを追加を使えば、カメラロールにすでにある横向きの動画を、日付を問わずまとめて取り込めて、それぞれ末尾に付け足されるのではなく、実際に撮影された瞬間に収まります。旅行にいたほかの誰かが自分の映像を持っているなら、同じテープに招待して自分の分を追加してもらうか、先にAirDropで自分に送ってもらってから自分のスマホからまとめて追加してください。あとは現像をタップすれば、すべてが起きた順に並んだ1本のフィルムになって戻ってきます。音楽やテロップ、カットが欲しいなら、iMovieやCapCutのような編集アプリのほうが向いています。
何年も前の古い動画をテープに入れられますか
はい。クリップを追加には、日付を問わず、カメラロールにあるすべての横向き動画が表示されるので、3年前のクリップと昨日のクリップが並んで出てきます。テープには実際に撮影された瞬間に配置されるので、古い映像と新しい映像は末尾に積み上がるのではなく、正しく入り交じります。
縦向きの動画が混ざっている場合はどうなりますか
テープに入るのは横向きの動画だけです。クリップを追加は縦向きのクリップにも印をつけて表示するので、見えてはいますが選んで追加することはできません。RECでの撮影も横向きの動画しか集めません。縦向きの動画は、バックアップ、共有アルバム、あるいはスマホ自体など、今すでにある場所にそのまま置いておいてください。
それは「写真」のメモリー機能と同じことですか
いいえ。メモリーは、「写真」が自分のスケジュールでライブラリから自動的に組み立てて音楽をつける、自動生成のダイジェストで、クリップと長さもソフト側が選びます。「写真」の中で、その後にクリップを追加・削除したり、並べ替えたり、長さを変えたりはできます。テープは逆の発想から始まります。自分と招待した人がテープに入れたものは、日付を問わずすべて、撮影された順番のまま残り、誰かがハイライトを代わりに選ぶことはありません。
仕上げすぎず、自分らしさが残る動画を作るには
映像を、撮ったときの状態に近いまま残しましょう。AIハイライトアプリはベストシーンだけを選び抜くので、自分の人生の広告のように感じられることがあります。VideoBroの編集は、クリップをスワイプで削除、長押しでトリミングの2つの操作しかありません。残るのは、それらしく加工されたものではなく、順番どおりの自分自身の映像です。
大きな出来事と出来事のあいだの時間を、残すには
選び抜かれたものからではなく、すべてから始めましょう。「写真」のメモリーもAIハイライトアプリも、まずスコアの高い瞬間を選ぶところから始まるので、何気ない時間はたいてい抜け落ち、あとから自分で戻して入れ直さないかぎり残りません。共有のテープなら、誰かが撮ったものは最大2時間まですべて残るので、車まで歩く時間もその合間の数分も、自分の意見を言う前に消えてしまうことなく、あとでトリミングできる状態で残っています。